定期検診の重要性
生涯、自分の健康な歯で楽しく過ごせるよう、
患者さまのさらに充実した生活の向上Quality Of Life
をサポートいたします。
生涯、健康なお口の中を維持するためには、ご自身の歯磨きや食生活習慣の管理が大切なです。
それと並んで専門家によるプロフェッショナルケアが不可欠となります。
当医院では、治療などによって得られた健康な状態を維持させ、再発を防止できるよう、
歯のメンテナンス(定期検診)をおこなっております。
定期検診は3カ月に一度受けて頂くと、健康なお口の状態をキープすることができます。勿論、お家でのケアも大切です。
いくら予防歯科に通っていても、食後の歯磨きを怠ったりすると、むし歯の原因や歯周病の原因になります。
歯科医院での3カ月に一度の検診と、お家での正しい自分に合ったケアをしっかり行い健康なお口で楽しく生活を過ごせれるよう、お手伝いいたします。
歯科検診Q&A
Q1歯石取りは何故するの?
A1、まず、歯石とはプラーク(歯垢、汚れ)が固まったものです。
歯の表面には唾液成分由来の薄い皮膜(ペリクル)があり、その皮膜の上にむし歯菌のミュータンス菌が糖を使って、ネバネバした沈着物を作ります。これをプラークといいます。(バイオフィルムともいいます。)
歯の表面を爪で触ると、白いネバネバした物がつきますが、これがプラークです。プラークは細菌の塊で、プラーク1mg中に約10億の細菌がいます。プラークはむし歯と歯周病の原因になります。歯の見えている部分(歯冠)についたプラークはむし歯の原因になります。
歯と歯茎のきわや歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)についたプラークは主に歯周病の原因になりますので、歯石取りはむし歯・歯周病予防に大事な施術なのです。
Q2治療した歯がまたむし歯になる可能性ありますか?
A2、はい、治療した歯もむし歯になります。一度むし歯の治療をした歯が再びむし歯になることを「二次う蝕」といいます。
詰め物と歯のすき間や詰め物の下でむし歯になることがあります。神経の治療が終わっている歯は痛みを感じませんし、詰め物の下やすき間のむし歯は目立たないので気付きにくいです。
一度治療した歯には詰め物や被せが入っていますが、時間が経つと変形、すり減り、歯科用接着剤の劣化などが起こり、すき間ができます。そのすき間に汚れ(プラーク)が溜まり、むし歯になりやすくなります。また食いしばりや歯ぎしりも二次う蝕の原因になります。
そもそも、詰め物や被せが入っているということはむし歯になった歯で、汚れが溜まりやすい、むし歯になりやすい歯と言えます。治療した歯を再発を防ぐためにも、定期検診は必須となるのです。
Q3検診はどんな事をしますか?
A3、定期検診の流れは下記です。
■むし歯のチェック
小さなむし歯、直接見えないところのむし歯を早期発見しましょう。
■歯周病のチェック
歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)を測り、歯茎の炎症、歯周病の進行を確認します
■歯磨き指導
一人ひとりに合った歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスなどの正しい使い方をお伝えします。
■歯石除去
歯磨きでは取れない歯石を機械を使って除去します。
■歯科相談
口内炎、顎関節、飲み込みなど、気になることをご相談ください。当院では全て歯科医師が行なっています。お口の健康を保つには、毎日の歯磨き「セルフケア」と歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」が必要です。歯科医院で定期的な検診を受けましょう。
検診のご案内
大阪市歯周疾患検診とは?歯周病検診のご案内
大阪市西区では、40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の方を対象に歯周病検診を実施しています。
日頃意識することが少ない歯の健康にも、ぜひ目を向けてみましょう。
対象者
平成31年度は、昭和24年、29年、34年、39年、44年、49年、54年生まれの方。(ただし、勤務先等で同程度の検診を受診できる方及び歯科治療中の方は除きます)
検診の内容
問診、口腔内診査(虫歯治療や歯石の除去などの行為は含まれません)
費用
500円
(ただし、生活保護世帯に属する方は生活保護証明書等の提出、市民税非課税世帯の方は世帯全員の非課税証明の提出により無料で受診できます)
後期高齢者医療歯科検診診査のご案内
大阪市で75歳以上の被保険者を対象とした後期高齢者医療歯科健康診査があります。ご高齢になると、噛む力、飲み込む力が低下したり、歯や歯茎の状態により食事がしにくくなる事があります。口腔内の衛生状況が、全身の健康に大きく関わります。
健康の保持増進を目的として、大阪府後期高齢社医療広域連合が実施している検診です。
歯科健診のお知らせ
お口を健康に保つことは、カラダの健康を維持することにつながります。 高齢になると、むせこんだり、のどにつかえたりすることが多くなり、これが原因で誤嚥性肺炎を起こすことがあります。この歯科健診は、「歯」だけでなく「お口の機能」を含めてチェックをしますの で、義歯(入れ歯など)を使用中の方も、1年に1回歯科健診を受けましょう。
対象者:大阪府後期高齢者医療広域連合の被保険者
受診期間
平成30年4月1日 ~ 平成31年3月31日
無料(年度中1回)
受診方法:歯科医院にて、被保険者証を提示 (詳しくは、下記をご覧ください)
健診項目
● 問診
● 口腔乾燥
● 歯の状態
● 咀嚼
● 歯周組織の状況
● 咬合
● 舌機能
● 咬合の状態
● 嚥下機能
● 口腔衛生状況
● 顎関節
後期高齢者医療歯科健康診査の対象者
受診日に大阪府後期高齢者医療広域連合(以下「広域連合」という。)の被保険者が対象となります。
・75歳以上の方
・65歳以上75歳未満で一定の障害があると認められた方
ただし、以下に該当する方は対象外となります。
・病院又は診療所に6ケ月以上継続して入院中の方
・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、養護老人ホーム、障害者支援施設などの施設に入所または入居している方
・介護予防事業における口腔ケア等の⻭科保健事業の対象となる方
受診方法
1 まずは当院にお電話にてご予約下さい。
2 受診の際は、『後期高齢者医療被保険者証』を当院へ提示してください。 (受診券はありません)
個人情報の取扱いについて
本⻭科健診に関する個人情報については、大阪府後期高齢者医療広域連合個人情報保護 条例に基づき適正に管理し、広域連合及び市町村の保健事業以外での使用はいたしません。また、⻭科医院は、個人情報保護法や上記条例を遵守し、受診者のプライバシー情報を守ることが義務付けられています。
歯がグラグラしてきたら大人の歯デビュー!?
子供さんの歯は早い子で5歳位からグラグラして下の歯が抜ける事があります。
大切なお子様の大人の歯デビューがもうすぐの証拠です。お子様の大事な永久歯の正しい本数や、永久歯の状態をレントゲン撮影で分かります。
写真は5歳の女の子です。
下の歯がグラグラしてきたので、永久歯の本数がきちんと揃っているか確認したい、と親御さんから診察希望でレントゲン撮影をしました。
こうして、お子様の永久歯の状態を把握する事が大切です。レントゲン撮影で気になる事と言えば体への影響かと思います。
歯のレントゲン撮影による身体への影響は?(E-PARK歯科 歯のアンテナより引用)
~医療被爆量は飛行機に乗るより少ない~
放射能や被爆というと特別なことのように聞こえますが、実は誰もが毎日放射線源(放射性物質)※を浴びて生活しています。
テレビや電子レンジなど電子機器からもでていますが、普段私たちが食事をする食べ物からも実は放射線源(放射性物質)は出ているのです。
食事による内部被曝は年間平均410マイクロシーベルト(0.14ミリシーベルト)で、東京~ニューヨーク間を飛行機で往復するとおよそ200マイクロシーベルト(0.2ミリシーベルト)もの放射線源(放射性物質)を浴びることになります。
一方、歯科のデンタルレントゲンは1回で1~8マイクロシーベルト(0.001~0.008ミリシーベルト)なので、年に数回レントゲンを撮っても大きな被害を受けることはありません。また、取り込まれた放射線源(放射性物質)は新陳代謝によってある程度排出されるため、日常生活を送る上では気にする必要はありません。
※放射線源(放射性物質)とは、放射線の発生源のことを言います。放射線源(放射性物質)が取り込まれ、新陳代謝により排泄されます。
大切なお子さまの歯がグラグラしたり、抜けたら、一度、歯の検診でお越し下さい。