金属アレルギー | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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金属アレルギー

カテゴリ:粘膜

更新日:2020/1/15

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

今日は金属アレルギーについてお話しします。
金属アレルギーというと、ネックレスやピアスなどで皮膚が赤くなる、痒くなる、かぶれる、腫れるというイメージがあると思います。
お口の中の金属でもアレルギーを起こすことがあります。
歯科治療では詰め物、被せ、根の治療後に入れる土台、入れ歯のバネ、と様々な場合に金属が使われます。歯科用金属には、金、銀、銅、パラジウム、インジウム、亜鉛、ガリウムなどたくさんの種類の金属が入っています。

口腔内の金属が唾液に触れると、金属成分が溶け出して金属イオンになり、体内に取り込まれ、タンパク質と結びついてアレルギー源になります。金属アレルギーを発症するかどうかは、人それぞれの許容範囲があり、それを超えるとアレルギーを発症します。今は金属アレルギーでない人も、今後金属アレルギーになる可能性はあります。

口腔内の金属が原因のアレルギーの症状は、口腔内だけでなく、金属が触れていない全身に症状が出ることがあります。

〈口腔の症状〉
・粘膜のただれ、赤み
・頻繁にできる口内炎
・口唇炎、口角炎
・扁平帯癬 (粘膜に白い線状、レース状の模様と周りの赤みを生じます)
・味覚障害 (アレルギー反応が舌に起こると味が分かりづらくなります)

〈全身〉
・掌蹠膿疱症 (手のひら、足の裏に多数の膿疱ができます)
・アトピー性皮膚炎

皮膚科に通ってもなかなか治らない肌の荒れ、痒み、ただれなどは口腔内の金属が原因のことがあります。

 

金属アレルギーの検査には皮膚科で48時間閉鎖型パッチテスト(PT)を行うことが多いです。金属イオンを滴下したテープを背中に2日間貼り、2日後それを剥がし、皮膚に現れた反応を2日目、3日目、7日目の3回判定します。
金属アレルギーを起こす原因金属を特定します。
原因金属が含まれるものを口腔内から除去し、別のものに置き換え、様子を見ます。保険で金属以外の物にできる場合もあります。

金属アレルギーにならないようにするには、金属に触れる頻度を減らすことです。そもそも、むし歯にならなければ、被せや詰め物を入れることがありませんので、むし歯にならないようにしましょう。

金属アレルギーでお悩みの方、心配な方はお気軽にご相談ください。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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