こんにちは、大阪市西区南堀の とよた歯科です。

昨年はラグビーワールドカップで盛り上がり、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されますね。東京オリンピック開幕まで200日を切りました。

皆さん、「スポーツ歯科」という言葉を聞かれたことはありますか？
「スポーツ歯科」とは、スポーツによる健康の保持・増進を支援し、怪我の防止と競技力の向上を目指す歯科の分野です。

2011年の「スポーツ基本法」に初めて、歯科の分野が入り、2012年の「スポーツ基本計画」には「マウスガード の着用の効果等の普及啓発を図ること」と明記されています。

1988年のソウルオリンピックでメディカルチェックに初めて歯科の項目が入りました。
日本代表選手はナショナルトレーニングセンターで内科、整形外科、歯科のメディカルチェックが義務付けられています。歯の痛みが出ると、競技どころではなくなります。食事ができない、眠れないなどということもあります。

スポーツにおける歯科の重要性がますます高まっています。
そして、スポーツ中に装着する「マウスガード 」も注目されています。「マウスガード 」とはスポーツ中に起こる歯や口の外傷を予防・軽減するものです。歯の破折・脱臼・脱落、顎の骨折、口腔粘膜や唇の裂傷を予防し、受傷しても軽くすみます。強い衝撃から歯を守るために高性能な衝撃吸収材でできています。また、脳震盪の予防にも効果があるといわれています。
ボクシングやアメリカンフットボールでは着用が義務付けられています。
サッカー、野球、テニスなどのスポーツでも着用が推奨されています。
当院の院長も空手経験者で、マウスガードを着用して空手をしていました。

マウスガード はスポーツショップで販売している物もありますが、歯科医院で型取りをし作製するものをお勧めします。歯科医院で一人ひとりの歯形を採って作るので、適合が良く、噛み合わせが安定します。また、お子さまの場合は顎の成長、歯の生え変わりによって調整や作り替えが必要になります。

スポーツ中に力が発揮できるように、歯科で定期的に検診を受けましょう。マウスガードの作製をご希望の方はお気軽にご相談ください。

南堀江　とよた歯科