こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

11月８日は日本歯科医師会が制定した「いい歯の日」です。
80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという「8020運動」の推進の一環で、国民への歯科保健啓発の強化を目的としています。いつまでも美味しく、楽しく食事をするためには、歯と口の健康が欠かせません。お口の健康は全身の健康につながります。

厚生労働省の発表では
小児のむし歯は減少しています。
8020運動の達成率は増加し、2016年の歯科疾患実態調査での達成率は51.2％でした。
成人の約７割は初期ものも含めると歯周病にかかっているといわれています。

8020運動を達成するためには、全ての世代で毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが大切です。

皆さんは「予防歯科」という言葉を聞かれたことはありますか？
「予防歯科」とはむし歯になったから削って治すというのではなく、むし歯になる前に予防するという考え方です。歯を失う大きな原因の歯周病とむし歯は予防が可能です。当院では予防歯科に力を入れています。

セルフケア
・歯磨き
フッ素入り歯磨き剤を使って、毎食後丁寧に歯磨きをしましょう。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも使いましょう。うがい薬の使用も有効です。

・キシリトール入りガム
キシリトールはむし歯菌を減らします。噛むことにより、唾液が出、むし歯予防になります。

プロフェッショナルケア
・ブラッシング指導
一人ひとりに合った歯ブラシなどのオーラルケア用品、磨き残しやすい場所、磨き方などを歯科医院で教えてもらいましょう。

・定期検診
何もなくても、３ヶ月から半年に一回は歯科医院を受診しましょう。どんなに歯磨きを頑張っていても、プラーク(汚れ)は残ってしまいます。歯科医院で定期的にお掃除をしてもらいましょう。
むし歯や歯周病を早期発見、早期治療することにより、歯の寿命は長くなります。症状が重くなる前に治療した方が、治療期間は短く、治療費も安くすみます。

11月8日の「いい歯の日」をきっかけに歯科を受診されてはいかがですか？

南堀江　とよた歯科