歯石を取りましょう | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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歯石を取りましょう

カテゴリ:むし歯

更新日:2019/10/20

こんにちは、大阪市西区南堀江の とよた歯科です。

今日は「歯石除去」についてお話しします。
歯石除去(スケーリング)希望で来院される方がたくさんいらっしゃいます。

まず、歯石とはプラーク(歯垢、汚れ)が固まったものです。
歯の表面には唾液成分由来の薄い皮膜(ペリクル)があり、その皮膜の上にむし歯菌のミュータンス菌が糖を使って、ネバネバした沈着物を作ります。これをプラークといいます。(バイオフィルムともいいます。)歯の表面を爪で触ると、白いネバネバした物がつきますが、これがプラークです。プラークは細菌の塊で、プラーク1mg中に約10億の細菌がいます。プラークはむし歯と歯周病の原因になります。歯の見えている部分(歯冠)についたプラークはむし歯の原因になります。歯と歯茎のきわや歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)についたプラークは主に歯周病の原因になります。


プラークは歯磨きで取り除くことができます。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシ、デンタルフロスも使いましょう。

プラークが唾液中のミネラルや血液と結合して固くなった物が歯石です。
歯磨きで磨き残しのあったプラークは2日ほどで歯石になると言われています。
歯石は硬く、歯磨きで取り除くことはできませんので、歯科医院で専用の機械を使って除去する必要があります。
歯石の表面はザラザラしているため、プラークがつきやすく細菌の塊になり、歯茎を刺激します。また、歯周ポケットに入り込んでいる歯石は歯茎の炎症、腫れ、出血を起こし、歯を支えている骨を溶かすこともあります。

特に深い歯周ポケットは歯ブラシが届きにくく、プラークをしっかり除去できませんので、歯石がつきやすくなり、定期的な歯石除去が特に必要です。

当院では、歯石除去にあたり、まず歯と歯茎の状態を確認し、必要に応じてレントゲン写真を撮影します。
歯石除去には機械や手用の器具を使います。
歯石除去後、歯茎に炎症があった部位には抗菌薬を歯周ポケットの中に入れています。
当院では検査から歯石除去まで、全て歯科医師が行なっています。

 

歯石は1回取ったら終わりではなく、定期的に除去する必要があります。間隔はお口の中の状態によって変わりますので、歯科医師にご相談ください。

歯石のついていない清潔なお口の中にしましょう。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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【院長】豊田大輔toyota daisuke

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