こんにちは、大阪市西区　南堀江のとよた歯科です。

当院に、来院されている親御様からこんなご質問がありました。

「仕上げ磨きは何歳まで必要ですか・・・」

お子様の歯磨き、仕上げ磨きは将来のお子様のお口の健康に大きく影響します。

虫歯が出来やすい子、出来にくい子にも個人差があります。親御さんの日々の仕上げ磨きは、虫歯の早期発見の観点からおいてもとても重要です。

基本的に、何歳まで、とはありませんが、一般的に、9歳くらいまでは保護者の方がお手伝いしてあげる事が理想です。

そこで過去の記事になりますが、幼児のお子様の仕上げ磨きについての記事がありましたのでご紹介させて頂きます（＾＾）

質問：子供(3歳)が仕上げ歯磨きをさせてくれません。どうすればよいでしょうか?

お母さん方から同様のご質問をよく受けます。子供自が磨いただけでは磨き残しも多く発生し、その結果、さまざまなお口のトラブルの原因となることが考えられますので、親御さんの仕上げ磨きは欠かせないものです。しかしながら子供にはその重要性がすぐに理解できませんので、嫌がるのも無理は無いと思います。

「お口の健康の重要性が広く認知されてきており、親御さん方は子供たちの歯を守るため、非常に努力をされておられることも日々の臨床において強く感じることができます。

抑えつけ、強引に歯磨きを続けることにより、子供もそのうちに慣れてきて仕上げ磨きをさせてくれるようになるかもしれませんが、日々の中で歯磨きの時間が一番嫌な時間となり、 歯磨き自体を嫌いになってしまうことも考えられます。

歯磨きが嫌な時間ではなくなるように、歯ブラシの色を選んでみたり、 歯ブラシに好きなキャラクターのシールを貼ってあげたり、好みの歯磨き剤の味を選んでみたり、そして、歯磨きをきちんと出来た時は十分にほめてあげて下さい。

また、遊びの一環として歯磨きを取り入れていただくことにより、歯磨きが生活の一部として定着し、生涯のお口と体の健康に役立つものと考えます。

定期的に、お子様のお口の中をかかりつけ歯科医にチェックしていだくことも欠かせません。その折に歯磨き用具の選択、歯磨き方法、磨き残しの有無などをしっかりとお伺いになり、お子様の成長にお役立てください。（平成22年12月21日 毎日新聞掲載）

とココマデです。

当院では、お子様の歯磨きによる清掃性のチェックや歯磨きが苦手なお子さまのご相談もして頂けます。気になる親御さんは、ご相談下さいね。

それではまた更新致します。