夏に流行する「手足口病」 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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夏に流行する「手足口病」

カテゴリ:粘膜

更新日:2023/6/20

こんにちは、大阪市西区南堀江の とよた歯科です。
今回は、夏に流行する「手足口病」についてです。

手足口病とは
手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれのような発疹が出る、ウイルス感染によっておこる感染症です。
5歳までの子どもにかかることが多く、まれに大人も感染します。日本では夏に流行し、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱)とともに子どもの三大夏風邪とされています。

原因となるウイルスはコクサッキーウイルスとエンテロウイルスで、感染者の咳やくしゃみの飛沫を吸い込むことや、手についたウイルスが口の中に入ることで感染します。
幼稚園や保育園などで集団感染することが多いです。

 

・症状
感染してから暫くは無症状で、3〜5日後に手のひら、足の裏、口の中に2〜5㎜ほどの水疱性の発疹がみられ、1週間程度で治ることがほとんどです。発熱がみられることもありますが、高熱にならないことが多いです。まれに中枢神経系の合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

口の中の粘膜にできた水疱は破れやすく、口内炎になることもあります。口内炎になると、痛みを伴い、飲食しにくくなります。

 

・治療
手足口病に特効薬はなく、脱水症状や皮膚症状など症状に合わせた治療になります。

 

・予防
日頃から手洗いをしっかりすることが基本です。
症状が改善した後も4週間程度ウイルスが便の中に潜んでいるので、適切な排泄物の処理と、その後の手洗いが大切です。

 

・口内炎に対して
飲食物が刺激になって、痛みが出るため、飲んだり食べるのを嫌がると思います。
常温の水分をこまめにとり、脱水症状を予防しましょう。
熱いもの、酸味や塩味が強いもの、辛いもの、かたいものは避け、やわらかい薄味のものを食べます。

口内炎が痛く歯みがきをするのも嫌がるかと思いますが、できるだけ口の中を清潔にすることも大切です。口内炎に触れないように優しく歯みがきをし、歯磨き剤が刺激になり嫌がるときは使用せずにみがいてください。痛みが強く歯みがきが出来ないときは、うがいをする、柔らかいガーゼで拭う、口の中が乾燥しないように水分をこまめにとるなどしてください。

 

三大夏風邪のヘルパンギーナとの違いは、
手足口病が手、足、口に発疹が出ますが、ヘルパンギーナは喉の奥だけに水疱ができ、高熱が出ます。
どちらもコクサッキーウイルスによる感染症ですが、型が違います。

 

これから流行期に入りますので、しっかり手洗いをし、栄養と睡眠を十分にとって、予防してくださいね。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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