世界禁煙デー・禁煙週間 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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世界禁煙デー・禁煙週間

カテゴリ:歯周病

更新日:2022/5/31

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

本日5月31日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」です。日本では厚生労働省が世界禁煙デーに始まる1週間、5月31日〜6月6日を「禁煙週間」と定めています。

喫煙が健康に与える影響が大きいことは皆さんご存知だと思います。喫煙者本人だけでなく、周囲の人にまで影響を及ぼします。2020年には改正健康増進法が施行され、受動喫煙を防止するための対策が強化されました。

喫煙はがんや心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しています。

新型コロナウイルス感染症に関しても、喫煙者は非喫煙者と比較して重症化するリスクが高く、ワクチンの効果も低下することが報告されています。

今年の4月1日から、成人年齢が20歳から18歳に変わりましたが、喫煙の年齢は引き続き20歳以上とされています。
喫煙開始年齢が早いほど、がんや呼吸器疾患のリスクを高めるだけでなく、死亡リスクも高くなることが分かっています。

 

歯科領域のお話をすると、
喫煙は歯周病や口腔・咽頭がんのリスクを高めます。
むし歯になりやすくなることやインプラント治療の予後が悪くなることも示唆されています。

歯周病になりやすいのは、喫煙により歯周病原細菌の病原性を高めるためです。また、ニコチンにる血管収縮により、歯茎から出血しにくいため、気づかないうちに重症化していることも多いです。一酸化炭素により歯茎に十分な酸素がいきわたらず、抵抗力が低下するので、歯周病の治療をしても、症状が改善しにくいという難点もあります。
歯周病の治療には禁煙も必要と考えられています。

 

最近、アイコスなどの加熱式タバコを吸われる方が多く、よく健康影響について聞かれます。
加熱式タバコはタバコ葉を電気的に加熱して発生させたニコチンを含むエアロゾルを吸引します。
紙タバコよりは少ないですが、タールや一酸化炭素などの有害物質も含まれています。有害物質が少ないので、さまざまな疾患リスクが減少するかどうかは明らかになっていません。
ニコチン量は紙タバコと変わらないため、ニコチン依存は継続します。禁煙のために紙タバコの代用品として加熱式タバコを使用するのはお勧めできません。

医科の禁煙外来では禁煙治療が保険適用となっています。

お口と全身の健康のために、タバコを吸われている方は少しずつ禁煙されてはいかがでしょうか?

 

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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【院長】豊田大輔toyota daisuke

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