こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。
今日は「知覚過敏」についてお話ししようと思います。
むし歯でないのに冷たいものを飲食したり、歯ブラシの毛先が触れる時にキーンと痛むことはありませんか?このような一過性の痛みは「知覚過敏」(正式には「象牙質知覚過敏症」)といわれます。
暑い日は、冷たい飲み物やアイスクリーム、かき氷を口にしたくなりますよね。当院にも「しみる」という方が多く来られます。
歯の表面にはエナメル質があり、その内面には象牙質があります。象牙質の中には無数の小さな管の「象牙細管」があり、この象牙細管が象牙質全層を貫き、歯髄(神経)へ通じています。
様々な理由で象牙質が露出すると、外部からの刺激が象牙細管を通って神経に伝わり、痛みを感じることがあります。
象牙質が露出するのは、歯茎の退縮やエナメル質のすり減りによります。
・歯茎の退縮
歯周病、加齢、強い歯磨きによって歯茎が退縮します。
・エナメル質のすり減り
歯磨きの力が強い、歯ぎしり、食いしばりのために歯が欠けたり、歯の根っこの部分がすり減って象牙質が露出します。
また、酸性の強い飲食物の習慣的摂取により歯が溶け象牙質が露出することがあります。(酸蝕症)
知覚過敏の予防、治療
・正しい歯磨き
・歯周病の予防、治療
・象牙質の露出部分をレジン(樹脂)でコーティングする
・ナイトガードを装着する
・知覚過敏用の歯磨き剤を使用する
CMなどで見られたことがある方もいるかもしれませんが、「ガム・プロケア ハイパーセンシティブ」は知覚過敏症状を予防する歯磨き剤です。
有効成分として、乳酸アルミニウムと硝酸カリウムが配合されています。
乳酸アルミニウムが象牙細管を封鎖し、硝酸カリウムが刺激の伝達を抑制します。
また、1450ppmと高濃度のフッ素が配合されているため、むし歯予防にもなります。
1週間集中ケアタイプとデイリーケアタイプがあります。
当院でも知覚過敏の患者さまにお勧めしています。
自分では知覚過敏と思っていても、むし歯などによる痛みであることもありますので、症状があったら、一度歯科で診てもらってくださいね。
南堀江 とよた歯科
医院名 | とよた歯科 |
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院長 | 豊田 大輔 |
所在地 | 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1 |
電話番号 | 06-6536-1216 |
URL | https://shika-toyota.com/ |
治療内容 | むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング |
【院長】豊田大輔toyota daisuke
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
10:00〜13:30 | ◯ | ◯ | 10:00〜15:00 | ◯ | ◯ | 10:00〜15:00 | / |
15:00〜20:00 | ◯ | ◯ | / | ◯ | ◯ | / | / |
水・土曜日は昼休みなし
予約制・随時急患対応しています。