食べるには”舌”も大切 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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食べるには”舌”も大切

カテゴリ:粘膜

更新日:2021/8/15

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

今日は、食べるときの舌の働きについてお話ししようと思います。

「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動が1989年(平成元年)から始まって、今は達成率が50%を超えています。
歯があればしっかり噛んで食べられると思っている方が多いと思いますが、食べるには舌の働きもとても重要です。

 

〜食物が口の中に入って飲み込むまで〜
食物が口の中に入ると舌が食物を捉えて、硬さや温度などを感知します。
軟らかいものは舌を上あごに当てて押しつぶします。
噛む必要のあるものは、舌で奥歯の上に乗せて、上下の歯で噛みます。
この時、舌が食物を左右の奥歯へもっていく動作を繰り返し、飲み込める大きさになるまで噛み砕きます。
そして舌を使って唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすい形状にしてのどに送り込みます。

食べる、飲み込むには舌の動きが重要ということがお分かりいただけると思います。

いつまでもしっかり噛んで食べるためには、歯を残すことに加えて、舌の筋力を保つことも不可欠です。

 

日常生活で舌の筋肉が衰えてきたと感じることは少ないと思います。舌の筋力も加齢とともに低下し、動かさなければ衰えてきます。舌をあまり動かさなくても食べられるものばかり食べていると、舌の筋力は衰えてきますので、若い方も注意が必要です。

「パ」「タ」「カ」の音を5秒間で続けて何回発音できますか?

「パ」は口唇を閉じたり開けたりする力
「タ」は舌の前方部分を挙上させる力
「カ」は舌の後方部分を挙上させる力 が分かります。
5秒間で30回以上発音できれば、口唇や舌の筋力は良好です。それ以下であれば筋力の低下が始まっている可能性があります。

舌の筋力が低下している可能性がある方は気軽にできるトレーニングがあります。
舌を思いっきり前に突き出してから引っ込める、舌を口角につける、舌で唇の周りを舐める動きを、鏡を見ながら繰り返し行います。
他には、早口言葉も効果的です。(「なまむぎ なまごめ なまたまご」「隣の客はよく柿食う客だ」「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」など)
他にも気軽にできるトレーニングがありますので、気になる方は歯科医師にお尋ねくださいね。

いつまでも健康で美味しいご飯が食べられるように、歯と舌の筋力を保ちたいですね。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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