歯茎にニキビ? | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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歯茎にニキビ?

カテゴリ:むし歯

更新日:2021/5/17

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

歯茎にプクッと膨らんだニキビのようなものができたことはありませんか?
歯茎が腫れる症状や原因は様々ですが、部分的にプクッと腫れるものの多くは「サイナストラクト」と呼ばれるものです。「フィステル」や「瘻孔」とも呼ばれます。
以前は「フィステル」と呼ばれていましたが、最近は「サイナストラクト」と呼ばれることが多いです。

今日は「サイナストラクト」についてお話ししようと思います。

患者さまで「歯茎にできものができた」と来院される方もいらっしゃいますが、別の理由で受診された時にお口の中をチェックして、気付くことも多いです。「時々腫れるけど、ひくから気にしていなかった」、「痛みがないから気にしていなかった」と仰る方が多いです。

根の先に膿がたまると、膿を外に出すための道がつくられます。膿を出すための道の出口が、歯茎の表面にできる「サイナストラクト」です。
歯の根は骨の中にあり、骨の中で炎症を起こしても腫れることができません。そのため、サイナストラクトができます。
サイナストラクトは歯の根の辺りの歯茎にでき、痛みがないことが多く、押さえると膿が出てきます。

 

因は

・むし歯や外傷により神経が死んでしまった
神経が壊死したまま放置しておくと、細菌感染し、根の先に膿がたまります。

・根が割れている
割れているところから細菌感染します。歯ぎしりや食いしばりのある方は要注意です。

・根の治療をしている歯の再感染
神経をとっている歯が何らかの原因で細菌感染することがあります。
神経をとった歯は栄養を運ぶ血管もとるため、歯に栄養が届かず、細菌に対する抵抗力が下がります。噛み合わせによる力にも弱くなります。

根の先の膿が大きくなると、歯が揺れてきます。

 

治療は、
根の治療をし、細菌を除去します。

膿の袋が大きいときや歯が折れているときは抜歯になることもあります。

 

歯周病で歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)が深い場合にもサイナストラクトができることがあります。

 

症状がないからといって放置せず、歯科を受診してくださいね。
気になることがございましたら、お気軽に歯科医師にお尋ねください。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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