こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

普段の歯磨きですが、歯科の検診で、磨けていない部位の指摘をされたことはありませんか？

普段の歯磨きをしっかり行っていても、１００％歯垢が除去する事は難しいです。

お口の中の細菌は、しっかりとよく歯を磨く人で1000～2000億個ほど、ほとんど磨かない人だと実に10倍の1兆個以上にもなると言われています。

「自分では歯磨剤など使ってしっかり磨いているほう」と思われる方も多いかと思いますが、実は歯ブラシだけでは、

歯と歯の間の細菌を除去できず、なんと4割もの磨き残しがあるといわれています。

この細菌がむし歯や歯周病の原因となります。この細菌を、確実に減らす事ができるのが、デンタルフロスや歯間ブラシです。

デンタルフロスや歯間ブラシを使って、普段の歯磨きでは届かない、歯の側面についた歯垢や、

歯と歯の間に入りこんだ食べかすを、取り除く事がホームケアの重要なポイントです。

ちなみに、予防先進国と比較すると日本はこれらのフロスや歯間ブラシの使用率がとても低いと言われています。

サンスターのHPに分かりやすいグラフがありましたので、引用します。

https://jp.sunstar.com/inquiry/interdentalbrush/

歯ブラシと、歯間ブラシの併用と、ブラシのみで比較した除去率の違いが一目で分かります。

歯列矯正中の方や、歯列不正の方には特にこのデンタルフロス・歯間ブラシをお使いする事をお勧めします。

少し手間のかかる作業がかもしれませんが、フロスを使うと目視で、歯と歯の間の汚れが取れるのが分かりますので、

とてもスッキリして、気持ちが良いという患者様のお声が多いです。

このひと手間で、むし歯や歯周病のリスクがグンと抑える事ができるなら、とても効果的なケアになります。

今月は、歯と口の健康週間があり、ご自身のお口の健康管理を見直す良い機会がありますので、

普段お使いのデンタルグッズの見直しを行ってみませんか？

当院でも、ホームケア用品のアドバイスを行っておりますので、是非、ご相談下さいね。

南堀江　とよた歯科