次亜塩素酸水とは | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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次亜塩素酸水とは

カテゴリ:院内感染対策

更新日:2020/4/25

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

 

今日は医院で感染予防のために使っている「次亜塩素酸水」についてお話ししようと思います。

最近、消毒用アルコールが品薄になり、次亜塩素酸水が注目されています。
当院では口腔内に入った器具は全て手洗いした後、洗浄液が入った超音波機器で細部の汚れを取り、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌しています。
また、ドアノブ、診療台、受付台、待合室の椅子、スリッパ、トイレのボタンなど、手が触れるところは次亜塩素酸水で消毒をしています。また、患者さまの治療が終わる毎に診療室、待合室に次亜塩素酸水を噴霧しています。

 

次亜塩素酸水は塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液です。
日本では食品添加物の殺菌料として認可されています。
次亜塩素酸水は(有効塩素濃度10〜80ppm)で細菌やウイルスに対して高い殺菌活性や不活化活性を示します。消毒用アルコール(70%)や次亜塩素酸ナトリウムより高い殺菌効果があります。インフルエンザウイルスやノロウイルスへの効果が実証されていて、新型コロナウイルスにも有効であると考えられています。
次亜塩素酸水は弱酸性で、有機物に触れると水と微量の塩に分解されるため、人体への影響がほとんどありません。手指消毒にも使えます。

 

次亜塩素酸ナトリウムと名前が似ているため、混同しがちですが、性質の違うものです。
次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤やカビ取り剤の主成分で、「混ぜるな危険」と記載されているものです。
次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリのため、直接触れると皮膚に炎症を起こし危険です。消毒に使う場合は相当薄める必要があります。

 

次亜塩素酸水は安全性が高く、細菌やウイルスに高い殺菌力を持っています。歯科では消毒だけでなく、むし歯、歯周病、口臭予防にうがい薬として使用することもあります。

 

当院では器具の滅菌はもちろん、環境、空間もできる限りの消毒を行なっています。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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【院長】豊田大輔toyota daisuke

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