「コラーゲン」と聞くとどのようなことを思い浮かべられますか?お肌のハリや弾力の美容をイメージされる方が多いと思います。
コラーゲンは私たちの体を構成するタンパク質の一種で、ビタミンCを摂ることで作られます。
歯茎は約60%がコラーゲンでできています。コラーゲンは歯と歯茎と歯槽骨(歯を支える骨)を結びつける役割もしています。
体内のコラーゲン量は25歳をピークに40代で約半分になるといわれています。
肌のコラーゲンが減少するとハリや弾力が失われていきますが、歯茎も同じで年齢とともにハリや弾力がなくなっていきます。肌のハリが低下してきたと思ったら、歯茎のケアにも目を向けてほしいと思います。
歯茎の健康にはコラーゲンが欠かせません。コラーゲンは歯周病と関係しています。
歯周病は細菌の感染によって起こる炎症で、歯茎からの出血、歯茎の腫れ、歯の動揺、口臭などの症状が見られます。
初期を含めると成人の80%以上が罹っているといわれていて、ギネスブックにも「世界で最も一般に蔓延している感染症」と認定されています。歯周病は身近な病気です。
痛みなどの自覚症状が少ないため、症状が出た時には進行していることが多く、成人が歯を失う原因で最も多いものです。
歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)の中で歯周病原菌が増殖すると歯茎の炎症が起こります。炎症が進み、歯周ポケットが深くなると歯を支える骨を溶かし、歯がグラグラし、最終的に歯が抜けることになります。
歯茎に炎症が起こると、コラーゲンを分解する酵素が活性化し、コラーゲン線維が壊れます。
ハリと弾力のある歯茎のためには歯周病予防が大切です。
コラーゲンは食べ物で摂取したり、歯茎に塗り込んでもなかなか吸収されません。
ビタミンCにはコラーゲン合成促進効果があり、壊れたコラーゲン線維の再生を促します。ビタミンCは美容効果だけでなく、歯茎の健康、歯周病予防にも深く関わっているので、積極的に摂りたいですね。ビタミンCの摂取量の目安は1日100mgといわれています。ビタミンCを多く含む食品は柑橘類やゴールドキウイなどです。
いつまでもピンク色のハリのある歯茎でいるために、日々の丁寧な歯磨きと定期的な歯科医院での検診に加えて、ビタミンCの摂取も意識してくださいね。
南堀江 とよた歯科
医院名 | とよた歯科 |
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院長 | 豊田 大輔 |
所在地 | 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1 |
電話番号 | 06-6536-1216 |
URL | https://shika-toyota.com/ |
治療内容 | むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング |
【院長】豊田大輔toyota daisuke
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