エナメル質形成不全とは | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
とよた歯科

院内紹介|南堀江・西長堀の歯科医院 / とよた歯科

お気軽にお問合せ下さい

tel 06-6536-1216

ブログ

エナメル質形成不全とは

カテゴリ:フッ素

更新日:2021/7/4

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

「エナメル質形成不全」という言葉を聞かれたことはありますか?

エナメル質は歯茎より上に出ている部分(歯冠)の1番外側にある層で、人体の中でもっとも硬い組織です。

エナメル質形成不全にはエナメル質減形成とエナメル質石灰化不全があります。減形成はエナメル質基質(タンパク質)形成中に障害を生じたもの、石灰化不全はエナメル質基質は形成されたが、石灰化が不十分なものです。見ただけでは判断がつかないため、区別されることは殆どありません。

乳歯のエナメル質基質の形成、石灰化は胎児期に行われ、永久歯は胎児期に行われるものと出生後行われるものがあります。
エナメル質形成不全は障害が起こった時、その部分だけに形成不全として現れます。エナメル質は一度形成されると、再形成されることはないため、修復されません。

歯が透明感のない白色や褐色になっていたり、表面が粗造で陥没していることもあります。お子様の保護者の方が「むし歯?」と心配されて来院されることもあります。

【エナメル質形成不全の原因と考えられる障害】
全身的
・栄養障害:カルシウムやリンの不足、ビタミンDの欠乏
・熱性疾患:胎児期の母親、乳幼児期の高熱  など

限局的
・乳歯の根尖病巣や外傷:むし歯が大きく根の先に炎症を起こし放置していた、歯をぶつけた場合に後継永久歯にエナメル質形成不全を認めることがあります

 

また、第一大臼歯と切歯(前歯)に限局して発症するエナメル質形成不全はMIH(Molar Incisor Hypomineralization)といいます。
上で書いたエナメル質形成不全と違い、原因が不明です。
MIHは大きく歯が欠けることも少なくありません。

 

エナメル質形成不全はむし歯になりやすく、進行しやすいため、日々の丁寧な歯磨き、歯科での定期的な検診やブラッシング指導、フッ素塗布をお勧めしています。
見た目が気になる方は、治療することも可能です。
お気軽に歯科医師にご相談ください。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

診療予約・お問合せ

とよた歯科

大阪市西区南堀江3-2-1

06-6536-1216

【院長】豊田大輔toyota daisuke

診療時間 日・祝
10:00〜13:30 10:00〜15:00 10:00〜15:00
15:00〜20:00

水・土曜日は昼休みなし

予約制・随時急患対応しています。