洗口剤の効果 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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洗口剤の効果

カテゴリ:オーラルケア用品

更新日:2020/10/25

こんにちは、大阪市西区とよた歯科です。

 

患者様よりこの様なご質問がありました。

『ドラッグストアなどに、たくさんの洗口剤が市販されていますが

歯磨きと同じ効果はありますか❓』

 

洗口剤は、液状のうがい薬で、塩化セチルピリジニウムやポピヨンヨードといった殺菌作用のある薬剤が配合されています。

むし歯や歯周病である歯垢(デンタルプラーク)の形成を抑制するとされています。

また口臭予防効果も期待されています。

 

歯垢は、歯の表面に多数の種類の細菌が集団となって付着している細菌の塊です。

そして、その塊は細菌だけではなく、細菌が作り出した水や唾液に溶けないネバネバした多糖類をその周りに形成し

まるで鎧をまとっていると例えられる構造を持っています。

この様な構造を持つ細菌の集団は、細菌バイオフィルムと呼ばれています。

歯垢は、ブクブクうがいでは歯の表面からはがれず、洗口剤の薬剤も内部まで浸透しないので

洗口剤だけで取り除く事は出来ません。

この細菌バイオフィルムを破壊、取り除くには歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを使って機械的に取り除く必要があります。

ですので、プラークをやっつけるためには、普段の歯磨きが一番効果があるのです。

洗口剤の働きは、うがいにより口の中の細菌を減らすことができるので、いったん歯垢が除去された後、再び歯の表面に歯垢が蓄積することを抑制することができます。

洗口剤は、口臭を予防する効果がありますが、口臭の主な原因とされている舌苔を取り除くものではないので一時的な効果にとどまります。

洗口剤を使うときは、正しい歯磨きと併用する補助的な使用が望ましいです。

 

当院でも洗口剤を取り扱っています。院長オススメは、高い殺菌力を持つグルコン酸クロルヘキシジンが配合されている「コンクールF」です。歯や粘膜に吸着して約12時間効果が持続します。寝ている間は唾液量が減って細菌が増殖しやすくなります。寝る前の歯磨きの後に洗口剤を使うのが効果的です。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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