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むし歯があっても宇宙飛行士になれるの?

カテゴリ:むし歯

更新日:2020/8/17

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

 

日本歯科医師会のホームページに面白いコンテンツがありましたので、是非皆さんにお読み頂きたくご紹介させて頂きます。

 

むし歯があっても宇宙飛行士になれるの?

https://www.jda.or.jp/park/knowledge/astronauts.html

 

「フライト前にちゃんと治療すれば大丈夫です」と、

JAXA(宇宙航空研究開発機構)のフライトサージャン(宇宙航空医学の医師)が言っています。

むし歯があっても治療してあれば問題はなく、歯に詰め物があっても大丈夫です。

 

宇宙飛行士は、打上げの前に、外れそうになっている詰め物はないか、飛行中に悪化しそうな歯はないか、歯科医師に検診を受けます。

 

宇宙空間で着る宇宙服の中は約0.3気圧に減圧されているそうです。

 

宇宙飛行士はこの減圧環境で作業をして、宇宙船の中では宇宙服を脱ぎ1気圧の中に戻る、

ということを繰り返すのですが、もしむし歯や不十分な治療の歯があると、ひどい歯痛が起こる可能性がとても高くなります 。

 

スペースシャトル「エンデバー号」の日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは

「95年の選抜では親不知とむし歯の治療をしないままに2次選抜に臨んだため、不合格通知の紙にはしっかりと

『歯科治療の必要を認める』という一文があった」と話されています。

(sorae.jp:宇宙〈そら〉へのポータルサイト http://www.sorae.jp/ より)

 

もしも、宇宙で歯が痛くなったら、まず痛み止めの薬を飲みます。

どうしてもそれで痛みを抑えることができない場合には、フライトサージャン(医師)の指導の下、他の宇宙飛行士が歯を抜く可能性があります。

無重力の状態で歯を削るような治療をしたら、水分や削った粉が飛び散って大変なことになりますし、歯を削る装置は現状では宇宙にありません。

 

現在、国際宇宙ステーションの船長を務める宇宙飛行士の若田光一さんによれば、

「歯を抜く訓練は、地上にて受けている」とのことです(『宇宙飛行』若田光一著より)。

 

むし歯予防をすることは誰にとっても大切なことですが、 将来、宇宙飛行士を目指す方は、

特にしっかりケアをして、できるだけむし歯をつくらないように頑張りましょう 。

と、ココマデです。

 

普段知る事のない面白い記事が日本歯科医師会のホームページにはたくさんあります。

こちらのブログでまたご紹介させて頂きます。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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