歯ぐきからの出血は要注意 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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歯ぐきからの出血は要注意

カテゴリ:歯周病

更新日:2020/4/5

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

 

歯を磨いた時に歯茎から血が出ませんか?

歯茎から出血する原因のほとんどは歯周病です。

歯周病は歯周病細菌が歯を支える骨を溶かしてしまう病気で、歯を失う1番の原因です。日本人の40歳以上の8割が歯周病に罹っているといわれています。
歯周病の症状としては、歯茎からの出血、歯茎の腫れ、歯の動揺、口臭などがみられます。

プラーク(歯垢、汚れ)1mgの中には10億個の細菌がいるといわれていて、むし歯と歯周病の原因になります。この細菌の中には善玉菌と悪玉菌がいて、共存しています。悪玉菌の中には歯周病の原因になる数種類の細菌が含まれています。

口腔清掃不良や免疫力の低下、全身疾患などで善玉菌と悪玉菌の共存バランスが崩れると、悪玉菌の活動が活発になります。歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)の中で歯周病原細菌が増殖し、歯茎の炎症が起こります。
歯茎の炎症が起こると、歯周ポケットの内面に潰瘍(上皮が欠損した状態)が形成されます。歯を磨いた時に出血するのはこの潰瘍面からの出血が原因です。
この出血が細菌の栄養になり、増殖し、歯周病は進行していきます。

 

歯周病は痛みなどがなく自覚症状が少ないため、症状が出た時は非常に進行していることが少なくありません。歯周病は「サイレント ディジーズ(沈黙の病気)」と呼ばれています。

 

「歯を磨いた時の出血ぐらい大丈夫」と考えずに、歯科を受診しましょう。

歯周病の予防や治療には歯周ポケット内の細菌を減少させることが大切です。
まずはご自身で行う毎日の歯磨きが大切です。
そして、ご自身の歯磨きでは除去できないプラークやプラークが硬くなった歯石を歯科医院で除去します。歯茎の炎症が強い時は歯周ポケットに抗菌薬を入れます。歯磨き指導や禁煙などの生活習慣改善指導なども行っています。

歯周病を進行させる因子として、歯ぎしりや食いしばり、歯並び、適合の悪い被せ物、喫煙、ストレス、糖尿病などがあります。当院では歯ぎしりや食いしばりにはナイトガードを作製し、適合が悪い被せはやり変えるなどしてプラークが付きにくいお口の環境を作るようにしています。

 

歯周病は予防が可能です。歯周病で歯を失わないために、定期検診を受けましょう。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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【院長】豊田大輔toyota daisuke

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