舌の働き | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
とよた歯科

院内紹介|南堀江・西長堀の歯科医院 / とよた歯科

お気軽にお問合せ下さい

tel 06-6536-1216

ブログ

舌の働き

カテゴリ:粘膜

更新日:2020/2/25

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

今日は私たちが生きていく上で重要な役割を果たしている「舌」についてお話しします。

舌は

・味を感じる

舌は大部分が筋肉でできていて、表面にはざらざらとした突起(乳頭)があります。この乳頭には糸状乳頭、茸状乳頭、葉状乳頭、有郭乳頭の4種類があります。そして、これらの乳頭には味蕾(みらい)という味を感じる細胞があります。
口の中の粘膜の表面にはたくさんの味蕾がありますが、ほとんどが舌にあります。
食べ物の甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの基本味を舌の味蕾で感じています。

 

・食べる、飲み込む

食べ物が口の中に入ったら、どんな食べ物で硬さや温度などを舌で判断します。
軟らかいものは舌を上あごに当てて押しつぶします。噛む必要のあるものは、舌で奥に送りこみ、奥歯で砕いてすりつぶします。

そして、舌を使って唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすい形状にして飲み込む位置に送り込みます。これでスムーズな飲み込み(嚥下)が行えます。

 

・発音

私たちは舌を動かして音を作っています。特にカ行、タ行、ラ行は舌を使って発音します。舌の動きが悪くなると、発音が不明瞭になり、周りが聞き取りづらくなります。

 

近年「舌圧」が注目されています。舌圧とは舌が上あごのに接触する力です。
舌は筋肉でできた組織なので、動かさなければ衰えてきます。舌をあまり動かさなくても食べられる軟らかいものばかり食べていると舌圧が低下します。舌圧が低下すると食べ物を取り込む飲み込む機能や構音機能に障害が出てきます。舌圧の低下は高齢者だけの問題でなく、近年は若者にも増えていると言われています。普段から、よく噛んで食事をする習慣をつけましょう。そしてよく噛めるように、日頃から歯を大事にしてくださいね。

 

舌には舌苔という汚れがつきます。舌苔は口臭や誤嚥性肺炎の原因になりますので、舌ブラシや軟らかいガーゼで清掃しましょう。

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

診療予約・お問合せ

とよた歯科

大阪市西区南堀江3-2-1

06-6536-1216

【院長】豊田大輔toyota daisuke

診療時間 日・祝
10:00〜13:30 10:00〜15:00 10:00〜15:00
15:00〜20:00

水・土曜日は昼休みなし

予約制・随時急患対応しています。