こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。
気温が下がり、空気が乾燥するこの季節はインフルエンザが流行しますね。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症で、高熱、頭痛、関節痛、全身のだるさなどの症状が急速に現れます。重症化すると肺炎や急性脳症(インフルエンザ脳症)を引き起こすことがあります。
疑われる症状がある時は出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。インフルエンザは咳やくしゃみによる飛沫や接触によってうつるため、家族や周囲の人にうつさないようにマスクの着用など咳エチケットが大切です。
インフルエンザの予防には
流行前のワクチン接種、手洗い、適度な湿度、十分な休養とバランスのとれた栄養をとる、人混みを避けるなどです。そして、口腔ケアも予防に有効と注目されています。
東京都のある介護福祉施設で65歳以上の高齢者を歯科衛生士の口腔ケアと指導を週1回実施するグループと本人と介護者による口腔ケアのみのグループに分け、流行期の6ヶ月間経過を見る研究を行い、専門的な口腔ケアを行なったグループは行なっていないグループの1/10のインフルエンザの発症であったという結果が出ています。
口の中には100種類以上何十億の細菌が存在しているといわれています。それがむし歯や歯周病の原因になります。この多量の細菌の中にはインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼ、ノイラミニダーゼ)を出すものがあります。また、インフルエンザウイルスはノイラミニダーゼを介して増殖します。
お口の中を清潔にしておかないと、これらの酵素の量が増え、インフルエンザの発症や重症化を起こしやすくなります。
また、タミフルやリレンザなどのインフルエンザ治療薬はノイラミニダーゼの働きを阻害することによってウイルスの増殖を抑えますが、口腔内細菌が多いと治療薬が効きにくくなります。
毎日の丁寧な歯磨きが予防に大切です。帰宅した時と寝る前は特に念入りに歯磨きをしましょう。歯だけでなく、舌の上も磨きましょう。そして歯ブラシは1ヶ月に1回交換し、清潔なものを使いましょう。
磨き残しや歯と歯茎の隙間の歯ブラシでは取りきれない汚れは、歯科医院でお掃除してもらいましょう。
これからはインフルエンザ予防に口腔ケアも追加してくださいね。
南堀江 とよた歯科
医院名 | とよた歯科 |
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院長 | 豊田 大輔 |
所在地 | 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1 |
電話番号 | 06-6536-1216 |
URL | https://shika-toyota.com/ |
治療内容 | むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング |
【院長】豊田大輔toyota daisuke
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