こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

みなさん、「食育」という言葉を聞かれたことはありますか？近年、学校でも「食育」に取り組まれるようになっています。
「食育」とは「食」に関する知識と「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できるように育てることです。
近年の国民の食生活では、栄養バランスの偏り、不規則な食事、欠食、食べ残しや食品破棄、肥満や生活習慣病、若い女性を中心とした過度な痩身志向の増加により、食生活の見直しが必要になっています。
2005年には「食育基本法」が制定されています。
「食べること」は「生きること」です。子供はもちろん、大人になって、高齢者になっても、全ての世代で「食育」は大切です。

・バランスが取れた食事をしていますか？
食事を作ったり、選んだりする時に、主食、主菜、副菜を組み合わせることを意識しましょう。
1日にどれだけ食べたら良いかの目安には食事バランスガイドがあります。気になる方は「食事バランスガイド」と検索してくださいね。

・朝ごはんを食べていますか？
朝ごはんはからだの１日の活動の準備を整えます。
朝ごはんを食べると、仕事や勉強の効率がアップします。
朝ごはんを食べないと、１回の食事量が増え、肥満や生活習慣病の発症につながることがあります。

・よく噛んで、味わいましょう
食育の一環の「カミング30」は一口30回以上噛むことを目標にしています。

噛むことには以下のような効果があります
・唾液の分泌を促進し、食べ物の消化や吸収を助ける
・むし歯や歯周病を予防する
・味覚を発達させる
・顎の発育を促す
・脳を活性化させる
・肥満を防止する
・ガンの予防

・みんなで楽しく食事をしましょう
家族や仲間と会話を楽しみながら食事をすると、こころもからだも元気になります。そして、食事に感謝の気持ちを持ち、「いただきます」「ごちそうさまでした」とあいさつをしましょう。

いつまでも美味しく食べるには、お口の健康が大切です。歯科も積極的に「食育」を推進しています。後日、様々な世代の食育についてのお話をしますね。

南堀江　とよた歯科