糖尿病と歯周病 | ブログ【とよた歯科】堀江・南堀江の歯科医院(歯医者)
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糖尿病と歯周病

カテゴリ:歯周病

更新日:2019/11/20

こんにちは、大阪市西区南堀江のとよた歯科です。

11月14日は「世界糖尿病デー」でした。「世界糖尿病デー」は世界保健機関(WHO)が定めた国際デーで、糖尿病についての知識、予防や治療継続の重要性を広めるために制定された日です。
毎年11月14日は各地で著名な建造物がブルーにライトアップされ、啓発活動が行われています。大阪では大阪城、通天閣などがブルーにライトアップされていました。

糖尿病とは血液の中のブドウ糖の濃度(血糖値)が慢性的に高くなる病気です。血糖値を下げるホルモンはすい臓から分泌されるインスリンですが、インスリンの作用不足によって血糖値が高くなります。
厚生労働省の2016年の「国民健康・栄養調査」で“糖尿病が強く疑われる者”は約1,000万人、”糖尿病の可能性を否定できない者”は約1,000万人と推定されていています。
高血糖状態が続くと、神経障害、心臓病、腎臓病、脳卒中、網膜症などの合併症を引き起こします。
歯周病も糖尿病の合併症のひとつとされています。歯周病にかかると、糖尿病の症状が悪化します。糖尿病と歯周病は相互に悪影響を及ぼし合っています。

高血糖状態が続くと身体の抵抗力が下がり、感染しやすくなります。歯周病も細菌感染症のため、糖尿病の人は歯周病になりやすいです。

歯周病菌は炎症のある歯茎から血管内に侵入し、全身に回ります。通常、血液に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸が持つ内毒素は残ります。内毒素が脂肪組織や肝臓から炎症性のタンパク質(TNF-α)を作り出し、この炎症性のタンパク質が血糖値をコントロールするインスリンの働きを妨げます。
歯周病治療を行うことで、糖尿病が改善することも分かっています。

糖尿病も歯周病も生活習慣病ですので、食生活を含めた生活習慣を見直すことが予防につながります。
成人の約7割は初期のものも含めると歯周病にかかっているといわれています。
日々の歯磨き、定期的な歯科医院での歯石除去などが糖尿病予防につながります。症状がなくても、3ヶ月から半年に1回は歯科を受診しましょう。

 

南堀江 とよた歯科

医院名 とよた歯科
院長 豊田 大輔
所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江3-2-1
電話番号 06-6536-1216
URL https://shika-toyota.com/
治療内容 むし歯、根管治療、歯周病、入れ歯、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング

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【院長】豊田大輔toyota daisuke

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